バレンタインでGO!!

 

2月14日。それは、魔界でも70年前くらいから人間界から伝わっている伝統になっている。上司に感謝の印としてプレゼント

したりするのもありだ。その際には、魔法の薬や武器、詰め合わせなどが良いとされていて、紫色のリボンをつける。

何故「紫」かというと、魔界では魔王の目が「紫」という特徴から、紫は高貴な色として扱われている。すなわち、いつもお世話になっている

上司を敬いますよ☆という意味が含まれているのである。本命にはもちろん、チョコ☆チョコ類なら何でもOK。ココアでもいける。形はもち

ハートのみ!(チョコは)魔族や魔界に住む者達にとって、ハートという形は恥ずべきもの。しかし、その恥を我慢するくらい貴方が好きよv

という気持ちを伝えるためのハートチョコ。なので告白に勇気がいるというよりも、ハートの形に作らなければならない方が、緊張というか

勇気がいるのである。ここで、変な習慣。相手がOKの場合は、その場でチョコを少しでもいいので食べる。NOの場合は、その場でハートチョコを

半分に割り、食べてもらう予定だった本人に処理してもらう。この時に、女はそれを奪い取ってはならない。奪い取ると、一生恋が出来ないと

言い伝えがあるからだ。

「今日は待ちに待ったバレンタイーン!フフフフフ。マイラはきっと私にチョコを・・・・vvv(ぽっ)」「陛下〜;」と画面を移すと、妄想にふけるアホを

後に、ラルト達がハンマーで大量のチョコを粉砕している。「おいっしょ!と;もぉ、ルーちゃん。俺達だって自分の分のチョコ、壊さなきゃなんない

のにっ、自分でやってよぉ;」「残業手当は出るのか?(ぼそっ)」と三人衆からブーイング。なんと、ルシファー宛にきたチョコを砕く作業を三人衆

にやってもらっている体たらく。最悪だ。「はいはいはい。しょうがなかろうーが。この中で一番毎年チョコ多いの俺なんだから。」『(怒)』

「そんなの理由になるんですか!?(怒)」「そうだ!そうだ!(怒)」とラルトとギガが猛講義。「狽ネなななんなんだ、お前達;」「昨日の朝からやって

るんですよ、この作業!?(怒)」「俺なんか、さっき娘達から家に収まらないくらいのチョコが届いて大変だ!って怒られたんだよ!?(怒)」

「自分の事は、自分でやって下さい!(怒)」「ニ・・ニスまで;」とルシファー説教。これが魔王なんだから、こいつらもかわいそうだ。そんな時電話

が鳴った。「あ!;電話だ、電話;はいはい。こちら魔王。」と痛い視線を流すように受話器をとる、「ルシファー!(怒)」「はい、ごめんなさい;!!」

と反射的に受話器を持ったまま土下座する魔王。マイラからだ。「まだ何も言ってないでしょーが!ちょっと、運送会社に魔王命令許可出して!」

「へ?う、運送会社に??;」「こっちは仕事が大量にあるってのに、私宛のチョコで私の部屋はもちろん、部下の仕事場までチョコの海になって

出られないくらいなのよ!;しかも私だけでなくて、魔王城に在籍中の魔将軍第1〜4の仕事場のチョコまでごちゃ混ぜになっちゃって、これは

時間を置いて持ってきてもらわないと、私たち・・・!ん?!どうしたルイ!?」と受話器の向こうから悲鳴が、「マイラ様!;トラックが3台も来て、

きりがありませ〜ん!;」「えぇ!?;今来られたら・・・う、うわぁ!チョコがぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!;・・・・ツーツーツー」とむなしい音を響か

せる。すぐにルシファーは運送会社に緊急命令を出し、チョコの回収をさせた。マイラ達最強の魔将軍達は、2日後に発見されニュースのトップ

を飾った。死人は出なかったが、チョコに流されたりして頭を打ったりした者もおり、重傷者も出ている。魔王は落ち着いた次の日、バレンタイン

においての新しい法律を作った。

{1.有名人、または上級国魔族(マイラ達のような)において、不特定多数のチョコが贈られると想像仮定が

容易な場合の場所には、混乱を避けるためチョコは贈らない。これを破った者は、重罪とし、チョコは破棄する。}

{2.有名人、または上級国魔族にチョコを贈れる者は、その者たちが許可した者でないと仕事場、または自宅に贈ってはならない。}

{3.2の法律で許可のおりたものは、大きさを指定する。高さ3cm、長さ5cm以内にとどめる事}

(数日後)

「ご迷惑でしょうが、これ・・・父上にv(ぽっ)」「ハートチョコ・・・(赤)マイラ///(泣)」「ちょっと、ちょっと!俺のチョコはぁ!?;」「ちゃんと紫色のリボン

のチョコあげたでしょーが!(きっ)」とルシファーを睨むマイラ。「くぅ〜;ラルト!そのチョコよこせ!!魔王命令だ!!(怒)」「えぇ!?嫌ですよぉ;」

「あんた、殺すわよ!ずうずしいのよ、父上によくもあんな労働させたわね?そのバツよ!!」「そ、そんなぁ〜;(がくっ)」

こうして、それぞれのバレンタインでとんでもない事になりながらも、しっかり行事に参加するマイラ達なのであった。

〜END〜

 

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